中國清代粉彩唐子文様獣耳瓶
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¥ 300,000 税込
商品コード: cp041
中國清代粉彩唐子文様獣耳瓶の名品です。
粉彩とは、焼成した純白の磁器に色を付ける上絵付技法の一種です。
中国を発祥とし、軟彩や琺瑯(ほうろうさい)彩、洋彩、十錦手(じっきんで)など、さまざまな別名で呼ばれることもあります。
それまでの技法では表現することが難しかったグラデーション(諧調)や絵画的な表現を可能にしています。
今回出品のお品はその粉彩の技法で愛らしい唐子像が精緻に描かれています。
「唐子文様」は中国では縁起の良い吉祥文様で、正月に各家庭で飾る「年画」にも大切なアイテムとなっています。
唐子は髪の毛を頭の上や左右で結い、他を剃り落とした髪型(唐子髷)で、中国の衣装を身につけた童子のことです。
日本では中国から伝わった童文様ということで「唐子」と呼びました。
わが国では古くから中国など海外の美術工芸品を輸入していますが、江戸時代にはこれらを総称して「唐物」といって扱っていました。
「唐」を付けることで付加価値が上がったようです。
今回のお品は獣耳であり不遊環を咥えた凝った造りです。
状態は良好です。
木製の花台と箱がございます。
作品サイズ・高さ32㎝ 最大幅19㎝ 花台・箱あり
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