海獣葡萄鏡 唐代
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¥ 130,000 税込
商品コード: cb029
唐代海獣葡萄鏡の逸品です。
海獣(獅子)とは海外の獣という意味で、葡萄(ぶどう)と共に表現されたものは特に海獣葡萄鏡と呼ばれています。
葡萄はシルクロードを経て西方から伝来したもので、多産と豊穣をもたらす物として、海獣とともに意匠の中に取り入れられました。
唐代を代表する鏡であると同時に、日本でも、遺跡から出土したり、神社に奉納されていたり、類例の多い鏡式です。
鏡背中央に獣型(俊猊)の鈕(つまみ)があり、その周りに、葡萄唐草文を背景として六頭の獅子(俊猊)が配されています。
その外側の幅の狭い区画には、鳥と獅子(俊猊)を交互に8匹ずつ配されています。
外周の帯部には、パルメット唐草文がめぐらされています。
直径18.6cm、縁の高さ1.4cm、重量1,202g、白銅質の円鏡で、鏡面にはわずかに反りがあります。
中央部は薄く外縁部になるほど厚くなっています。
このお品は、30年前に65歳で故人となられた某芸術大学の教授の収集品でありましたが、ご親族のご依頼により、出品させて頂いております。
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