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李朝青花山水文瓶

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¥ 2,800,000 税込

商品コード: kp099

李朝中期の青花山水文瓶の名品です。

口の広さと上胴の丸みに対して、下胴が急速にせばまっているので、壷の形は引き締まって見えます。

上胴の丸くおおらかな曲面に、大きめの稜花形の窓枠を二重に作り、その中に瀟湘八景と思われる山水文を三面に描いています。

瀟湘八景(しょうしょう はっけい)とは、中国の山水画の伝統的な画題で、洞庭湖と流入する瀟水と湘江の合流するあたりを瀟湘と云い、いにしえより風光明媚な水郷地帯として知られています。

また、中國戦国時代の屈原が彷徨い、漁夫と人生を問答し、山川の神々と交感した地でありました。

この画題はしだいに東アジア各地に伝播し、朝鮮や日本で盛んに画かれるようなります。

今回のお品の窓絵は、瀟湘八景の「洞庭秋月」と思しき山水図で、三面共似た図柄で構成されています。

三面ともに、朧月(おぼろづき)をいただく遠山と、湖面に浮かぶ孤舟が描かれています。

李氏朝鮮の人々の心情にこの「洞庭秋月」の情景がしっくりと合致したと云うことでしょう。

このひとりの漁師は現実世界に拘泥せず、何ものにもとらわれない自由な境遇を象徴する存在として描かれています。

一面には、崖の上の樹下で二人の高士(身分ある教養人の意)が語らっている情景が描かれています。

この高士は俗世間から離れた隠者でもあります。

近くの山は切り立っており、鉤勒法(こうろくほう)と没骨法(もっこつほう)とを巧みに使い分けて岩山の影が表現されています。

全体的に絵画的な山水文様が、天衣無縫の筆致で描かれています。

また、余白の空間処理も見事で、蕭条とした大自然の奥深さを見る者に感じさせてくれます。

コバルトの色は淡く、それが半光沢の白磁の釉膚とよく調和して、稀にみる端正で静謐な雰囲気を漂わせる名品です。

状態は良好で一期一会の作品と思います。

まさに名品の香りが致します。

このお品は、30年前に65歳で故人となられた某芸術大学の教授の収集品でありましたが、ご親族のご依頼により、出品させて頂いております。

作品サイズ・高さ39㎝ 口径15.5㎝ 高台径15.5㎝ 重量5.8kg 箱あり


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