李朝 秋草手瓢形瓶
おすすめ商品
¥ 450,000 税込
商品コード: kp145
李朝秋草手瓢形瓶の名品です。
下胴の丸形壷に、上胴の小瓶をのせた一種の瓢形瓶です。
瓢形瓶は十七世紀中葉の仙東里から発見されていますが、これほど端正に器形の整ったものは稀有と云えるでしょう。
小瓶は口縁を丸く外反させ、細長い頸から下膨れの胴部に至る、前期以来の形式をとどめています。
上胴は瓶の形、下胴は丸い形になっていて実線を廻らした高台が付きます。
上胴と下胴とは別に作って継ぎ合わせたものでしょう。
その継ぎ目には一本の紐を廻して整理し、併せて瓶の形を引き締めています。
上胴と下胴には、秋草文が優美にそして精緻に描かれています。
この迷いのない描線は画員の手になるものでしょう。
コバルトの発色も良く、釉膚は純白に近い厚手の乳白色で、最高に近い焼き上がりを見せています。
高台裏にも施釉がございます。
口縁あたりに数条の貫入がありますが、これもひとつの景気としての趣きがございます。
まさに名品の香りが致します。
作品サイズ・高さ14㎝ 口縁3㎝ 胴径10.8㎝ 高台径7.2㎝ 重量435g 箱あり
李朝 秋草手瓢形瓶 染付草花文 胡蘆瓶 染付 民芸 民藝 柳宗悦 古美術 波兎 骨董