¥ 190,000 税込

商品コード： nw064

現代の鳥取の名工による手作りの逸品です。

柔らかな和紙を通した灯りが温もりを感じさます。

和紙貼りの笠の形は複雑で、中折れの九角形をしています。

これは木取り、木組みにしてもとても手間がかかり、ひじょうに手の込んだ造りになっています。

このお品は支柱が伸縮する構造になっています。(高さ51㎝～64㎝)

この電気スタンドの元の意匠は、柳宗悦の民藝運動に共感して活動を始めた吉田璋也が昭和七年にデザインしたものです。

その後、武者小路実篤や志賀直哉などから高さ調節についての要望があり、木工職人が試行錯誤して、内側に玉バネ3ヶを入れて自在に留まる仕組みを考案しました。

今回のお品である伸縮型は、本体支柱に面取りが施されており格調を感じさせます。

木製部分は拭き漆(透明うるし)仕上げで、時を経るうちに木目がより一層浮かんできます。

和室にも洋室にもマッチする品格を感じさせるお品で、百年は使いたい、そしていつかは上質なアンティーク家具となり、代々受け継いでいくことができる本物です。

お品の状態は新品同様です。疵はございません。写真で疵に見える箇所は、撮影用ライトの木目の反射です。

この機会をお見逃しなく。

作品サイズ・高さ51㎝～64㎝　笠幅36㎝　台座16.5㎝