朝鮮鐘
¥ 320,000 税込
商品コード: kg061
ひじょうに珍しく希少な朝鮮鐘の名品です。
朝鮮鐘(ちょうせんしょう)は、朝鮮半島で主に統一新羅時代から高麗時代に鋳造された銅製の鐘の総称です。
朝鮮鐘の特徴は、日本鐘が双頭の龍頭になっているのに対して朝鮮鐘の場合は、単頭の龍頭(龍紐)となっているのが大きな特徴です。
このような単龍様式は日本や中国では見られない朝鮮鐘の特徴ですが、高麗時代が終わり朝鮮時代に入ると、中国の影響を受け、徐々に日本と同様の両龍へ変化していきます。
その為、龍の形は高麗時代の鐘と朝鮮時代の鐘を区別させると共に、また朝鮮鐘であるかどうかの区別する時の重要なポイントとなります。
また龍の姿が最初は写実的で彫刻的な形態から、徐々に簡略化されていく為に、その姿から時代的な様式変化を推定出来ます。
それから龍頭の後ろ側に密着して設けられている煙突状の円筒管を「甬(よう)」と称し、日本では「旗挿し」と呼ばれています。
この旗挿しは下端を、龍頭下の笠形を貫いて内部に通じているものとそうでないものとに分かれ、今回のお品のように通じていないものは盲管と呼ばれます。
本体の上部の帯(上帯)と下部の帯(下帯)は、日本鐘の袈裟襷(けさだすき)に当り、日本鐘のように「中帯」はありません。
この上下の帯は優美な唐草文で装飾されています。
また、鐘身上部の四角い唐草文帯で装飾される「乳廊」とその内側に2段3列の計6ヶの乳が設けられています。
鐘身の空いた空間には蓮華文の「撞座」と「飛天(天人)」が陽鋳されています。
高麗前期まで現れる飛天は時代が下がると徐々に仏・菩薩像などへと変化してゆきます。
このお品はまさに朝鮮鐘の特徴を備え、見事な古格を備えた逸品です。
木槌で叩くと良い音色が致します。
これがどのような音律かは、当方浅学のため不明でございます。
状態は割れもなく良好でございます。
作品サイズ・高さ24.4㎝㎝ 最大幅16.2㎝ 重量2kg 銅製 箱あり













